AI用語集
人工知能の完全辞典
会話コンテキスト管理
QAシステムがやり取りの履歴を保持・活用し、暗黙的な参照を理解するとともに、複数の対話ターンにわたって回答の一貫性を維持する能力。
照応解析
代名詞や参照表現(例:「彼」、「この解決策」など)を、以前の会話コンテキストにおける先行詞と結びつけて特定するNLPプロセス。
エンティティ追跡
日付、名前、場所などのエンティティの値を会話全体を通じて最新の状態に保ち、それらを後続の質問で修正または再利用できるようにする仕組み。
対話ポリシー
現在の対話状態に基づいて、システムが実行すべき次のアクション(質問する、回答を提供する、明確化するなど)を決定する意思決定コンポーネント。
応答生成器
対話ポリシーによって決定されたアクションを、ユーザー向けの自然で一貫性のある文章やメッセージに変換するモジュール。
対話ターン
会話の最小単位。ユーザーの発言とシステムの応答のペア、あるいはより複雑なモデルでは単一の発言に相当する。
質問言い換え
曖昧または不完全な質問を、以前のターンのコンテキストに基づいて、より正確なクエリへと再表現する技術。
トピック変更検知
ユーザーが新しいトピックを導入したときを識別する能力。これにより、会話コンテキストの部分的または完全なリセットが必要となる。
会話メモリ
会話における重要な情報を(短期または長期で)保存するアーキテクチャ。インタラクションのパーソナライズや、複数のセッションにわたる継続性を可能にする。
対話的明確化
システムが回答前に、あいまいさを解消、不足情報の取得、または理解の深化を図るためにユーザーに追加質問を行うプロセス。
会話型言語モデル
会話における自然言語の特性をより適切に扱うために、対話データを用いて事前学習またはファインチューニングが行われた言語モデル(GPT、BERTなど)の種類。
履歴に基づく推論
QAシステムが、過去の情報を単に検索するだけでなく、やり取りの論理的な順序を分析して新しい知識を導き出す高度な能力。
割り込み管理
ユーザーが回答を遮断、話題を逸らす、あるいは急に方向転換した場合に、関連性を保ちつつそれらの状況を処理するメカニズム。
会話型プロンプトエンジニアリング
次の応答生成を導くために、会話の履歴を明示的に組み込んで大規模言語モデルの指示(プロンプト)を設計する技術。
マルチターンシステム
各質問を個別に処理するシングルターン(単一ターン)システムとは対照的に、複数のやり取りにわたる対話を管理できるQAシステムのこと。